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リハビリテーション科

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理学療法部門・作業療法部門・言語聴覚療法部門の各スタッフが早期から良質な訓練プログラムを提供し、患者さんのQOLの維持・向上を目指します。

理念

『地域の中核病院として、早期から良質なリハビリテーションを提供し、住民のQOLの維持・向上を目指す』

基本方針

地域の急性期病院として、高度なリハビリテーションを提供する。
山城南圏域の地域リハビリテーション支援センターとしての機能を発揮し、地域の他の医療機関や福祉・介護施設との連携を推進する。
教育・研修を通じて知識と技術を身につけ、医療水準の向上を目指す。
ワーク・ライフ・バランスを考慮した、働きがいのある職場環境づくりに努める。
病院経営の健全化のために責務を果たす。

施設基準

脳血管疾患等リハビリテーションⅠ
運動器リハビリテーションⅠ
呼吸器リハビリテーションⅠ
がんリハビリテーション
心大血管疾患リハビリテーションⅠ

リハビリテーション科スタッフ(2023年2月現在)

理学療法士(PT)21名
作業療法士(OT)9名
言語聴覚士(ST)8名

特色

当科は山城南圏域の中核病院として整形外科・脳神経内科・脳外科・外科・内科をはじめとする各診療科より超急性期(術前また術直後)からの訓練を中心に施行しています。

患者様1人1人に合わせた評価・訓練プログラムを専門スタッフが作成し、訓練を実施します。そして、社会復帰や発症前のADL(日常生活活動)の獲得、介助者の負担軽減を目指しながら、患者様のQOL(生活の質)の向上に取り組んでいます。

また、当科はチーム医療(栄養サポートチーム・褥瘡チーム・緩和ケアチーム)活動にも積極的に取り組んでいます。

 

平成15年に山城南圏域地域リハビリテーション支援センターに指定され、リハビリ相談事業、従事者研修会の開催、施設への訪問を通して、リハビリ従事者・介護サービス関係者の方々に知識・技術・情報提供により地域との連携を深め地域リハビリテーションにおいても充実を図っています。

理学療法(PT)

理学療法では病気やけがによる機能低下や障害を持たれた方に対して、『寝返る・起き上がる・座る・立つ・歩く』といった基本動作が行えるように、身体機能の回復をサポートしています。

病気の発症直後・手術前後の急性期から集中治療室やベットサイドにおいて、全身状態を確認しながら早期の離床を進めます。回復期では更なる機能回復や能力改善を図り、基本動作の獲得や在宅復帰や社会復帰を目指して訓練を実施しています。

また、最近は生活習慣病予防・転倒予防・介護予防など予防分野に対しても指導・訓練を実施しています。

このような方に理学療法を実施しています。

足の骨折、変形性股関節・膝関節症、脊柱疾患(頸椎・腰椎)、脳梗塞、脳出血、パーキンソン病、悪性腫瘍、胸部・腹部の手術前後、呼吸不全(肺炎・肺気腫など)、心筋梗塞、心不全など
理学療法(PT)

作業療法(OT)

作業療法とは「作業活動」を治療・指導・援助の手段とするリハビリテーションの一つです。

作業療法で取り扱う「作業活動」とは、日常活動の動作(食べる、着替えるなど)、仕事・遊びなど人間の生活全般に関わるあらゆる活動を指します。

当センターでは、病気や事故によって身体に障害を負った方々に早期から関わり、今後生活していくための問題点を明らかにし、色々な「作業活動」を用いて訓練を行います。また、障害があっても残された機能や能力を最大限に活用し、身辺動作や家事動作、仕事への復帰を目指した訓練を行います。さらに、適宜、必要に応じて在宅改修の提案・福祉用具の選定、ご家族・介助者への介助方法の指導なども行います。

 

このような方に作業療法を実施しています。

脳梗塞、脳出血、パーキンソン病、関節リウマチ、腕や手・指の骨折後、指の腱損傷後、

末梢神経損傷、脊髄損傷など
作業療法(OT)

言語聴覚療法(ST)

人とコミュニケーションをとることや食べ物を食べることは、私たちが日常でごく自然におこなっている行為のひとつです。しかし脳梗塞や脳出血などの後遺症、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの神経難病ではこれらの機能が障害されることがあります。
言語聴覚療法では、聞くことや話すことなど、ことばに関する能力が障害される失語症の方や呂律がまわらなくなる構音障害の方、残された機能を活かせるようなコミュニケーション支援や、注意力や記憶力などの高次脳機能に低下がある方を対象に日常生活や仕事への復帰に向けた訓練を行っています。

また、食べたり飲んだりすることが難しくなる摂食嚥下障害の方には、医師や看護師などさまざまな職種と連携しながら、摂食嚥下機能の評価や訓練を行い、食べやすい食形態や食事姿勢などを検討し、退院後の生活に向けて、ご本人、ご家族などへの指導も行っています。

 

このような方に言語聴覚療法を実施しています

脳梗塞、脳出血、パーキンソン病、肺炎など

 

当センターの外来では、理学療法・作業療法・言語聴覚療法を受けられる方は予約制となっています。尚、都合により変更になる場合がありますので、ご了承下さい。
言語聴覚療法(ST)

交通アクセスACCESS

〒619-0214
京都府木津川市木津駅前一丁目27番地

  • 電車でお越しの方へ

    JR木津駅から徒歩1分

  • バスでお越しの方へ

    近鉄山田川駅から奈良交通バスにて10分
    木津駅バス停 下車 徒歩1分

  • お車でお越しの方へ

    当院近くに駐車場がございます。